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モバイルバッテリー というものを修理してみました

モバイルバッテリー というものを修理してみました

この製品はipadやスマホなどのモバイル機器を充電するものらしいのですが、(私は知りませんでした)microUSBのポートコネクタが取れて内部に落ちてしまったらしいのです。一番力の加わるところですので、きっとそういうこともあるのでしょうね

【修 理】

1)まぁ蓋が開かないないことあかないこと! 接着剤でびっしり止まっていました。やっとの思いで蓋を開けると充電用のマイクロUSB端子が基板から外れて奥の方にころがっていました。


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2)とりあえず、転がっていたマイクロUSBコネクタを確認すると、特に損傷は無いので一応リードの半田めっきをやり直し、リードを綺麗にしておきました。と同時に基板の方も表面実装のパターン部分に半田を載せ直し、固定用のGND部分も半田を綺麗に吸い取り、再度マイクロUSBを取り付ける準備をします


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3)フラックスを塗り、ほんの少ししかリードが出ていないマイクロUSBのリードに半田を付けます。手前に面実装タイプのコンデンサが有るのでコテを流しにくいですがガンバリます(笑)

▼結構多めにフラックスを塗る
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4)さて、一番ストレスのかかるGND部分(部品を固定する両サイド)のリードは、GNDパターンなので熱が逃げにくくやりにくいのですが、一番ストレスの加わる部分ですので、しっかりスルホールの上部まで半田が上がるようにします

▼部品実装面まで半田がしっかり上がるようにする
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5)最後に半田付けした部分のフラックスをIPAやフラックスリムーバーなどで綺麗にするのですが、コネクタ側に溶剤がかかると、接触不良の原因となるので注意して洗浄します

6)最後に蓋をして通電 OKとなります

▼正常充電中の本機
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☆面実装タイプの半田付けは熟練した技術が必要です。最初は壊れても良い部品などの取付、取り外しを練習してから実践に役立てると良いでしょう!

FT991 ファームアップデート

FT991 ファームアップデート

☆いきなりですが、先日届きました【FT991】ですが、早速ファームのアップデートを実施してみました。

【FT991とPC接続】

1)注意が必要なのは、いくらUSB端子が付いているからといっても、早々とケーブルを繋いではダメ!ということです
 ●ヤエスのマニュアルにも記述が有りますが、まずPCに【仮想comポートドライバー】を正常にインスツールできた事を確認してから、手順とおり進めて下さい。それをしないと後でえらい目にあいます

▼アップデート前(ピンボケですいません)
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MAIN:V01-10 → V01-12へ
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というわけでとりあえずアップデート完了です。

【ちょっとひとこと】
 各SSB受信をした感じですが、全体的にノイズが少ない(私的感覚ですが・・)と感じました。決して感度が悪いわけではありません。

ではまた~~~れぽします ノノ

ちょっと一休みで 21MV型アンテナ?!

ちょっと一休みで 卓上21MHz_V型アンテナ?!

さてさて、【多バンド対応型新型釣竿アンテナ】も大詰めとなってきました。そこでこの釣竿アンテナを創ると必ず不要になる先端段の竿を使ってお遊びをしてみました。


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話は変わりますが、お花を生けるとき使う【オアシス】というものを知っていますか?本来は必要な大きさに切断し、水を十分含ませアレンジフラワーなどに使うものですが、今回はそれを使って、【卓上型21MHz_V型アンテナ?】を創ってみました。おそらく【ダミー】だと思いますが・・・・・・・

【お遊び】

1)UEWφ0.2を適当に(11m程)切って、竿の先端から巻き始めました。これは綺麗に巻くのが辛いですね。すぐ玉結び状になってしまいます。

2)密着して巻いていくと全部巻いても竿の半分以下で終わってしまいました。そこで途中からゆるく間隔巻きで約800mmの竿の下部まで引っ張りました。

3)一応90度位のV型で、フロートバランを入れてアンテナアナライザーで様子を見てみました。

4)この状態で共振周波数は22.5MHz位です。どう計算すればこの結果に辿り着くのか、頭の悪い私には見当もつきませんが、21MHzに対しても、まだ長さが足りないみたいです。

5)なんとか21MHzバンドまで周波数が下がらないか、試行錯誤でやっていると、密巻き部分を増やすとどうやら周波数が下がるようです。(左右エレメントのバランスもあるようですが・・)


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6)なんとかバンドエッジまで下がってきました。

▼21.4MHzでSWR1.5 インピーダンスは約50Ω
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7)こうなると電波を出したくなりました。SSBで10W程まで出しましたが、エレメントは熱くなりません。おっ!電波になったかなぁっと思ったら会社内のFMラジオにBCIがでて、非難轟々でした ^^;

◎今度は外に出てほんとに飛ぶか実験してみま~~すノノ

多バンド型新釣竿アンテナ用コイルの件

多バンド型新釣竿アンテナ用コイルの件

多バンド型新釣竿アンテナは、M型コネクタによって各部が接続される画期的な釣竿アンテナです。その中で、コイル部分は、過去のコイル、自作のコイルなどが安易に交換搭載出来るように、コイル搭載用スピンドルケースを取付るように設計されています。

今回の多バンド型新釣竿アンテナ用コイルで使用したコイルは7Mhz帯用でほぼ帯域全部をカバー出来るコイルを使っています。

SPCOIL-120φ(M)_スピンドルケースの中に搭載されたコイル
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このコイルは アルミの太さ_φ3、間隔約2mm、約18.1μH です。旧型釣竿アンテナのコイルは、アルミの太さがφ1.5で、今回は太さも倍、スペースも倍となっています。

しかも今回はスピンドルケースは使い回しがききますので、単純にコイルだけ創って供給出来ます。したがってコストパフォーマンス的にも優れています。

新型コイルの【7MHz-3φ-2-L65】
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コイルの両端は絶縁部分をはがして、ワニ口クリップで接続出来るようになっています。
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◎このコイル単品も近々商品UP!

多バンド型新釣竿アンテナ商品化!!

多バンド型新釣竿アンテナ商品化!!


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前回の試作を経て、【28/50/(7)】多バンド型新釣竿アンテナの商品化のご紹介です。

【大きな特徴】

1)エレメントになる線を釣竿内部に収容

2)各釣竿やコイル部分の接続を汎用性の高い【M型コネクタ】に統一

3)アンテナの設置が非常に簡単(釣竿を伸ばしてモービルコネクタに接続するだけ)*環境による

4)自作のコイルや当ショップの入手済みコイルも加工して使用できる(自作の醍醐味が味わえる)

5)材料が入手しやすいので、改造や修理が自分で出来る


6)内部エレメントは耐圧300Vの【VSF1.25sq黄】を使用

【仕様】

1)現段階でのバンドとしては、【二代目剛PG-540】_釣竿根元2段を使用した50MHz1/4λ型【ARB-50】として動作

▼使用時全長1400mm
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▼使用時は先端を伸ばす
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☆とにかく多バンド型の根元の竿なので各部2重構造の強化型にしないと、ちょっとの風で折れる恐れも・・

2)【二代目剛PG-540】_釣竿先端(最先端は未使用)3段を使用した28/29MHz1/4λ型【ART-28】として動作

▼使用時全長2600mm
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3)中間に【120φスピンドル型コイルケース】を使い、自作コイル【7MHz-3φ-2-L65】(7MHzバンド帯ほぼカバー)コイル を入れ安定で素早い運用が出来る

▼新型コイルの【7MHz-3φ-2-L65】(7MHzバンド帯ほぼカバー)を入れてあります(試しに)
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☆現在このシステムで試用運転を何度かしていますが、設置の簡単さや飛びの良さで今までと比較になりません。是非一度【手創り】して、このアンテナの良さを味わって頂き、宜しければ当【手創り屋】の商品も一度お試しください。

◎順次商品UP中です。

新型釣竿アンテナ コイルケース完成

新型釣竿アンテナ コイルケース完成

☆多バンド対応型釣竿アンテナ用のコイルケース2種類が完成致しました。

 CD等の媒体の入れ物50枚型と100枚型2種類を創ってみました。

【特徴】

1)M型コネクタ付き(上メス、下オス)

2)自作コイルなどコイルを簡単に交換出来るように、上下繋ぎ部分にワニ口クリップを接続。接続ケーブルはVSF1.25
 SQ(耐圧300V)を使用

3)新型釣竿アンテナ用コイルを安易に交換可能

4)ケースが損傷しても容易に入手が可能なCDケースを使っている為自分で修理容易

5)コイルを固定して使いたい場合には、ワニ口クリップをはずし、直管スリーブを使って圧着固定すれば良い


*5)取り説に簡単な作成方法を載せるので、自作挑戦可能

【SPCOIL-120φ(M)】(50枚入れを利用)
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▼このケースの場合、L=75mmまでの120φ以下のコイルなら搭載出来る
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☆したがって当ショップで過去に販売したコイルの長さを変更して使うことも可能!



【SPCOIL-120φ(L)】(100枚入れを利用)
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▼このケースの場合、L=145mmまでの120φ以下のコイルなら搭載出来る
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☆したがって当ショップで過去に販売したコイルの長さを変更して使うことも可能!


☆順次コイル釣竿アンテナも販売致します。使用する釣竿は、【二代目 剛 PG-540】です。まずは手創りしてみてください。!


☆近々商品UP!!

☆順次UPしています!(2015/03/03)
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【手創り屋】店長

Author:【手創り屋】店長
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