モバイルバッテリー というものを修理してみました
モバイルバッテリー というものを修理してみました
◎この製品はipadやスマホなどのモバイル機器を充電するものらしいのですが、(私は知りませんでした)microUSBのポートコネクタが取れて内部に落ちてしまったらしいのです。一番力の加わるところですので、きっとそういうこともあるのでしょうね
【修 理】
1)まぁ蓋が開かないないことあかないこと! 接着剤でびっしり止まっていました。やっとの思いで蓋を開けると充電用のマイクロUSB端子が基板から外れて奥の方にころがっていました。
▼

2)とりあえず、転がっていたマイクロUSBコネクタを確認すると、特に損傷は無いので一応リードの半田めっきをやり直し、リードを綺麗にしておきました。と同時に基板の方も表面実装のパターン部分に半田を載せ直し、固定用のGND部分も半田を綺麗に吸い取り、再度マイクロUSBを取り付ける準備をします
▼

3)フラックスを塗り、ほんの少ししかリードが出ていないマイクロUSBのリードに半田を付けます。手前に面実装タイプのコンデンサが有るのでコテを流しにくいですがガンバリます(笑)
▼結構多めにフラックスを塗る

4)さて、一番ストレスのかかるGND部分(部品を固定する両サイド)のリードは、GNDパターンなので熱が逃げにくくやりにくいのですが、一番ストレスの加わる部分ですので、しっかりスルホールの上部まで半田が上がるようにします
▼部品実装面まで半田がしっかり上がるようにする

5)最後に半田付けした部分のフラックスをIPAやフラックスリムーバーなどで綺麗にするのですが、コネクタ側に溶剤がかかると、接触不良の原因となるので注意して洗浄します
6)最後に蓋をして通電 OKとなります
▼正常充電中の本機

☆面実装タイプの半田付けは熟練した技術が必要です。最初は壊れても良い部品などの取付、取り外しを練習してから実践に役立てると良いでしょう!
◎この製品はipadやスマホなどのモバイル機器を充電するものらしいのですが、(私は知りませんでした)microUSBのポートコネクタが取れて内部に落ちてしまったらしいのです。一番力の加わるところですので、きっとそういうこともあるのでしょうね
【修 理】
1)まぁ蓋が開かないないことあかないこと! 接着剤でびっしり止まっていました。やっとの思いで蓋を開けると充電用のマイクロUSB端子が基板から外れて奥の方にころがっていました。
▼

2)とりあえず、転がっていたマイクロUSBコネクタを確認すると、特に損傷は無いので一応リードの半田めっきをやり直し、リードを綺麗にしておきました。と同時に基板の方も表面実装のパターン部分に半田を載せ直し、固定用のGND部分も半田を綺麗に吸い取り、再度マイクロUSBを取り付ける準備をします
▼

3)フラックスを塗り、ほんの少ししかリードが出ていないマイクロUSBのリードに半田を付けます。手前に面実装タイプのコンデンサが有るのでコテを流しにくいですがガンバリます(笑)
▼結構多めにフラックスを塗る

4)さて、一番ストレスのかかるGND部分(部品を固定する両サイド)のリードは、GNDパターンなので熱が逃げにくくやりにくいのですが、一番ストレスの加わる部分ですので、しっかりスルホールの上部まで半田が上がるようにします
▼部品実装面まで半田がしっかり上がるようにする

5)最後に半田付けした部分のフラックスをIPAやフラックスリムーバーなどで綺麗にするのですが、コネクタ側に溶剤がかかると、接触不良の原因となるので注意して洗浄します
6)最後に蓋をして通電 OKとなります
▼正常充電中の本機

☆面実装タイプの半田付けは熟練した技術が必要です。最初は壊れても良い部品などの取付、取り外しを練習してから実践に役立てると良いでしょう!